2011年 03月 21日
春を告げる贈り物
神戸市垂水区在住の観客のTさんから、お手製のいかなごのくぎ煮が届いた! 毎年この季節になると送ってくださるうれしい春の味便り。
同封されたお手紙で、神戸の方々は今回の東北地方太平洋沖地震の事を我が身の痛みとして感じていることがよくわかった。ニュースを見て心が痛み眠れなくなる人も少なくないようだ。
この地域の方々は毎年この季節、くぎ煮をたくさん作って贈り物にもされる。ゆうパックには花柄のくぎ煮用シールもあるくらい。だが、地震以降、自粛されているらしく例年並んでもなかなか手に入らない、いかなごが山積みで残っているという。
Tさんも我が家に送る分を作ったあと、地震後はいったんはもう炊かない、と思ったそうだが、破棄されたらもったいないと、また購入し作られた。
タオルやマスクと共に送られてきた春を心して味わう・・・今年のいかなごも本当に本当に美味しい。ほんのり生姜が効いて、魚のうま味が噛むとほろりと出てくる、優しい春の味です。
Tさんありがとう。私は私のやるべきこと頑張ります。
計画停電で稽古もままならないこともあるけど、がんばろう。こんな時こそ劇場で心を遊ばせてもらうように。
もちろん省エネも。もともと来客がない限りこの冬はエアコン1回もつけていない。
皮膚科の奨めでアレルギー皮膚炎の娘は風呂断ちしているので、風呂の回数も少ない。
これが結構調子がよい。乾燥肌の私も風呂上りのカユミがなくて肌しっとり。
湯たんぽ(ホット用ペットボトル容器代用OK)と足湯の愛好家となっているのであまり苦ではない。
さて先日のブログに貼り忘れた長芋とがごめ昆布の和え物と箱入りの昆布の画像をここに。
粘ろう・・・日本。 粘ろう、わたし。
by tararankeiko
| 2011-03-21 16:56
| 「う」の引出(う=旨い)